カンブリア紀ひとくちメモ





カンブリア紀は恐竜が生まれるよりはるか昔、まだ海中にしか生物が存在していない太古の時代です。
一般的に約5億7000万年前から5億1000万年前の時代をこう呼んでいます。
名前の由来はイギリスのウェールズ地方が昔カンブリアと呼ばれており、この時代の地層がよく見られる
事から「カンブリア紀」と名付けられたそうです。


カンブリア紀以前の地球は原始的な微生物がわずかに生息しているだけでした。ところがこの時代に入る
と突如生物が”爆発的な”進化を遂げます。この進化は「カンブリア紀の大爆発」と呼ばれ、現在の生物の
原型が一気に出揃うほど多くの種類が誕生したと考えられています。
しかしその反面、子孫を残せずこの時代と共に滅んでいった生物も少なくないようです。






カンブリア紀に生息した生物

アノマロカリス
カンブリア紀最強の捕食者。かなりの大型で、最大2m級の化石も発見されている。
無敵を誇ったアノマロカリスが何故絶滅したのかはこの時代最大の謎である。
アノマロカリスとは「奇妙なエビ」という意味。


三葉虫
古代で最も有名な生物のひとつで、種類はなんと1万種を超えるといわれている。
アノマロカリスに噛まれた跡のある化石が発見されたりと、他の生物との関わりも深い。
体長も約0、5cm〜約70cmと種類によって様々である。

オパビニア
5つの目と長いチューブのような口が特徴の生物。
1972年の学会で復元図が発表された時、あまりの奇妙な姿に困惑の笑いが起きた
という。体長は約7cm。

マルレラ
体にレースをまとっているような姿から「レースガニ」とも呼ばれている。
一見三葉虫の仲間にも見えるが全く別の種類である。体長は約2cm。


ピカイア
現在の脊椎動物の遠い祖先にあたると考えられている生物。体長は約4cm。
他の生物が滅んでいく中、何故ピカイアが進化する事ができたのかは謎である。

ハルキゲニア
一見どちらが足でどちらが背中のトゲなのかわからない不思議な体を持つ。
ハルキゲニアとは「幻覚が生んだ動物」という意味。体長は約2cm。







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